Macでファンが高速で回りだした際などにアクティビティモニタを見ると一時的に高いCPU使用率になる「kernel_task」というプロセスがあります。
ここでは「kernel_task」の発生原因と対応方法を解説します。
「kernel_task」自体がCPU負荷を上げて暴走する原因ではない
100%など高いCPU使用率の時に発生しているのがこの「kernel_task」プロセスですが、実際は「kernel_task」が原因ではないようです。
ernel_task は、その機能の 1 つとして、CPU を集中的に使っているプロセスの CPU 使用率を下げるというやり方で、CPU の温度管理を助けています。
つまり、kernel_task は、CPU がこれから高温になるだろうという状況に対処するため、その時点では Mac 本体の温度が高く感じられない場合もあります。
その状況を引き起こしている張本人ではありません。CPU の温度が下がれば、kernel_task の活動は自動的に収束します。
Appleによると、この「kernel_task」が負荷を増やしているのではなく、その他の要因によってCPUの温度が上がる時にそれを下げるために「kernel_task」が稼働しているそうです。
そのため「kernel_task」による負荷が起きた時に利用しているアプリが原因の可能性があるので、その点を見直してみるとよいでしょう。
また、それ以外の要因として内部のホコリによって熱がこもりやすくなったり、ファンの不調によって温度が上がりやすくなり「kernel_task」が稼働することもあるそうなので、アプリ以外の要因が考えらえられる場合は、AppleStoreで診てもらうと解決するかもしれません。

