社会人の方で仕事で資料を作る機会は多いかと思いますが、そういった時に悩ましいのが資料の掲載するイラストでの図解イメージやグラフではないでしょうか。
しかしそんな悩みを今後解決してくれるかもしれない「Napkin AI」というAIサービスがβ版ですがリリースされましたのでご紹介します。
「Napkin AI」はどんなサービス?
Napkin AIはAI技術を利用して、入力したテキストを分析して瞬時に図解やグラフを生成してくれる2024年8月7日に公開されたAIサービスです。
創業者は「プラモッド・シャルマ」「ジェローム・ショラー」の2人でいずれもGoogle社員。
約15億円の資金調達も成功し、注目されているAIサービスの1つとなっています。
「Napkin AI」の料金 現在はベータ版により無料で利用可能
「Napkin AI」は現在はベータ版で提供されており、無料で利用可能です。
「Napkin AI」の登録方法
1.サイトにアクセスし、「Get Napkin Free」をクリックします。
Napkin AI – The visual AI for business storytelling
2.登録画面が表示されるので、Googleアカウントからメールでの登録か選択します。
今回はGoogleアカウントで登録してみます。
3.Googleアカウントの選択画面が表示されるので選択して承認して進めれば完了です。
4.登録完了後にサービスの利用目的など聞かれるので回答して進めれば完了です。
「Napkin AI」の利用方法
利用方法は2種類
「Napkin AI」では利用方法は2種類。
1.「Draft with AI」:Napkinにテキストから生成させるモードでChatGPTのようにプロンプトを入力すればそれを元にテキストから出力してくれます。
2.「Blank Napkin」:テキストを自分で入力するモードです。
利用方法
今回は「Draft with AI」モードで利用してみます。
選択すると入力フォームが出るので、ここに出力した内容を入力します。
今回は仕事における基本的な「PDCA」について出力してみました。
自分で文字の追加などももちろん可能です。
図解化するには図解化したい文章を選択すると左側に⚡️アイコンが出てくるのでそれを選択するとテキストを分析してくれます。
分析が完了するとその内容にあった図解やグラフのパターンを表示してくれます。
「Styles」を選択すると選んだ図解パターンからさらにパターンを選択できます。
他にもマインドマップのような図解など色々なパターンがあります。
選択が完了すると挿入され、テキストなどは編集可能です。
精度はまだまだだが、今後に期待
図解に関して微妙な出力の場合も多々ありますが、まだβ版ながらも日本語出力、認識に対応しています。
図解パターンに関しては決まったテンプレート的なパターンに当てはめてるようなので、そこはちょっと残念なところですが、今後のバージョンアップでよりよくなりそうで期待ですね。