MacのSpotlightは、macOSに搭載されている強力な検索および情報アクセスツールです。
Finderからもファイルの検索をすることができますが、Spotlightは様々な検索だけでなくランチャーや計算式などにも利用することができるのが特徴です。
ここではSpotlightの基本的な機能とその活用方法について解説します。
Spotlightとは?
macOSに搭載されているSpotlightは高速に見つけてくれる検索機能で、Mac OS X v10.4 Tigerから搭載されています。
ファイル名や内容の一部を入力するだけで簡単に検索でき、大量のファイルがある場合でも、Spotlightを使えばすぐに必要なファイルを見つけることができます。
また、他にも組み合わせにより検索機能以外にも計算や単位の変換などもしてくれます。
Spotlightの起動方法
Spotlightの起動方法はショートカットで「Command (⌘) + Space」で起動するか、メニューバーにある虫眼鏡アイコンをクリックすると、Spotlightが起動します。
Spotlightの基本機能
Spotlightが起動したらそれぞれの入力方法でそれに合った結果を表示してくれます。
1.ファイルやWEB検索をする
探しているファイルや検索したいワードを入力するとそれぞれに合った結果を表示してくれます。
2.アプリの起動
アプリ名をいれると該当するアプリが表示されてランチャー代わりにアプリを起動することができます。
3.計算
計算式を入力することでその数値の計算結果を表示してくれるのでちょっとした計算をする時に便利です。
また、簡単な数式だけでなく、複雑な計算も可能です。
4.通貨換算
金額と通貨を入れると日本円を自動的に出力してくれます。
また、指定の通過でのレートを比較したい場合は基準となる貨幣の後に比較したい通貨名を入れるとレート変換してくれます。
100円が何ドルか検索した場合。
100ドルがオーストラリアドルではいくらか検索した場合。
5.単位の変換
長さ、重さ、温度などの単位を変換することができます。
Spotlightのその他の活用方法
1.株価を調べる
日本の上場している会社の株価を調べる場合、会社名+株価で株価を表示してくれます。
クリックすると株価アプリが起動します。
米国株の場合は頭に$(ドル)をつけてティッカーシンボルを入れると表示されます。
2.天気を検索する
天気+地域などを入れると天気が表示され、クリックすると天気アプリが起動します。
Spotlightの検索カテゴリ対象の変更
便利なSpotlightですが指定のカテゴリは不要、検索対象にしたくない方もいるかと思います。
その場合は「設定」アプリを起動し、左メニュー「SiriとSpotlight」を選択するとSpotlightの検索結果に表示対象のカテゴリが表示されます。
標準ではすべて対象になっているので除外したいカテゴリなどはチェックを外して設定すると検索結果から除外されます。