Appleが既に悪用された可能性のある脆弱性を修正した「macOS Monterey 12.5.1」「iOS 15.6.1」「iPadOS 15.6.1」をリリースしました。
カーネルとWebKitの2つの脆弱性を修正
■About the security content of macOS Monterey 12.5.1
■About the security content of iOS 15.6.1 and iPadOS 15.6.1
今回修正されたのは3つのOSとも同じ2つの脆弱性で、1つはカーネルの脆弱性で、アプリがカーネル権限でコードを実行することをできてしまうという脆弱性です。
もう1つはSafariなどで使われているブラウザエンジンのWebKitで、任意のコードがリモートで実行されてしまう脆弱性となっています。
Appleは今回この脆弱性が悪用された可能性があるという報告を受けて認識しているということで、該当する方は早めにアップデートしておきましょう。