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Macでオススメのフリー・有料テキストエディタ11選

仕事やちょっとした文章などを書く時に欠かせないのがテキストエディタ

Macには無料・有料ともに様々なテキストエディタがありますが、その中から厳選したテキストエディタを紹介します。

Macのオススメのフリー・有料テキストエディタ10選

テキストエディタにも様々な機能や特徴があるので、参考にして自分に合ったテキストエディタを見つけてみてください。

1. VSCODE (Visual Studio Code)

VSCODE (Visual Studio Code)

Visual Studio Code

料金:無料

Visual Studio Code (VSCode) は、Microsoftによって開発された無料のオープンソーステキストエディタです。プログラミング言語のサポートが広範で、コード補完、デバッグ、Gitの統合などの機能を備えています。

VSCodeはそのカスタマイズ性の高さからも注目を集めており、ユーザーのニーズに合わせて様々な拡張機能を追加することが可能です。

軽量でありながらパワフルなこのエディタは、フロントエンド開発者からデータサイエンティストまで、幅広い開発者に愛用されています。

高度な機能と直感的なユーザーインターフェースを兼ね備えているため、初心者からプロフェッショナルまで、全てのユーザーが効率的に作業を進めることができます。

2. テキストエディット

Mac用テキストエディットユーザガイド - Apple サポート (日本)

料金:無料 Macに標準インストール

テキストエディットは、Mac OSに標準で搭載されているシンプルなテキストエディタです。

リッチテキスト形式(RTF)の編集や、HTMLなどのプレーンテキストの編集にも対応しています。基本的な書類作成やメモ取りに便利で、使い勝手の良さから多くのMacユーザーに利用されています。

特別な機能や拡張性はありませんが、そのシンプルさがむしろ日常的なテキスト作業には最適であり、高速で軽量なため、サクサクとした操作感を楽しむことができます。

テキストエディットは、手軽にテキストファイルを開いて編集したい、という基本的なニーズに応えるためにデザインされています。

3. mi

mi - テキストエディタ

料金:無料

miは日本で開発されたMac向けのテキストエディタで、シンプルながらも高機能なエディタです。

miは軽量でありながら、シンタックスハイライトやマクロ機能、複数のドキュメントをタブで管理する機能などを備えており、プログラマだけでなく、一般の文書作成にも適しています。

日本語の入力や表示に特化した機能もあり、日本語を多用するユーザーにとっては使い勝手が非常に良い点が特徴です。

miはそのカスタマイズ性の高さからも人気があり、ユーザー自身が使いやすいように環境を整えることができます。長年にわたって愛用されている背景には、安定した性能と直感的な操作性があります。

4. CotEditor

CotEditor

CotEditor -Text Editor for macOS

料金:無料

CotEditorはMac専用に設計された無料のテキストエディタで、シンプルで直感的なユーザーインターフェイスを特徴としています。

日本語を含む多言語に対応したシンタックスハイライト機能があり、プログラミング言語のコード編集にも適しています。また、正規表現を使用した検索・置換機能や、列選択モード、分割表示など、プロフェッショナルなテキスト編集をサポートする機能を備えています。

CotEditorは、Macユーザーのために特化して開発されているため、Macの操作環境に馴染みやすく、効率的なテキスト編集作業を可能にします。軽快な動作と高いカスタマイズ性で、さまざまなテキスト編集ニーズに応えます。

5. Sublime Text

Sublime Text

Sublime Text - Text Editing, Done Right

料金:有料(試用版あり)

Sublime Text は、その高速な動作と幅広い機能性で知られるプロフェッショナル向けのテキストエディタです。多機能ながらもユーザーインターフェイスは洗練されており、カスタマイズ可能なキーバインド、メニュー、スニペットなどによって、ユーザー独自の作業環境を構築することが可能です。

強力なAPIとパッケージエコシステムを持ち、ユーザーによる拡張機能の追加が活発に行われています。ゴトアニウェア機能による高速なファイルアクセス、分割編集サポート、強化されたシンタックスハイライトなど、高度なテキスト編集を求めるユーザーにとって重要な機能を豊富に備えています。

プログラミングだけでなく、マークアップ言語の編集にも適しており、幅広い開発者に支持されています。

6. Zed

Zed

Zed - Code at the speed of thought

料金:無料

Zedは、Rustで開発された、高性能でマルチプレイヤー対応のコードエディタです。

オープンソースであり、IDEの力と軽量エディタの応答性を組み合わせています。ZedはCPUとGPUを効率的に活用し、即座に起動し、ファイルを素早く読み込み、キーストロークに即座に反応します。

GitHub Copilotをサポートし、AIを利用したコード生成やリファクタリングが可能です。全てのバッファで完全な構文木を保持し、正確なコードハイライト、自動インデント、検索可能なアウトラインビュー、構造的選択を提供します。

複数の開発者が共有ワークスペース内でナビゲートや編集ができるため、リアルタイムでコードベースについての詳細な会話が可能になります​​。

7. Jedit Ω

JeditOmega

料金:無料

Jedit Ωは、特に日本語のテキスト編集機能を強化したMac向けのテキストエディタです。Unicodeを完全サポートし、世界中のほぼ全ての言語のテキスト編集が可能です。

プログラマ向けの機能として、シンタックスハイライト、コード折り畳み、正規表現による検索置換、マクロ機能などを備えており、高度なテキスト編集作業をサポートします。

また、カスタマイズ可能なキーバインドや、プラグインによる機能拡張も可能で、ユーザーのニーズに合わせた編集環境を構築できます。

日本語を含む多言語対応のテキストエディタを求めているユーザーにとって、Jedit Ωは非常に魅力的な選択肢の一つです。

8.BBEdit

Bare Bones Software | BBEdit 15

料金:59.99ドル(30日間の試用期間あり)

BBEditは、テキストエディタ「TextWrangler」を作ったBare Bones Softwareによって開発された、Macでは老舗のテキストエディタです。

64ビットに対応し、Apple Siliconにもネイティブサポート。

シンプルで直感的なユーザインターフェースながら、シンタックスハイライトやコード補完機能といったテキストエディタで必須な機能は抑えられており、各種カスタマイズも可能。

  • 「Pattern Playground」機能:Grepをする前などに正規表現など設定したパターンを検証でき、編集前にチェックすることができます。
  • Markdownレンダラーの設定機能:デフォルトはcmarkですが、MultiMarkdownやPandocなど各種Markdownレンダラーに変更が可能です。
  • Rescued Documents機能:新規でテキストを作成して保存する前にうっかり閉じてしまった場合にそのファイルのスナップショットをディスクへ保存して復元してくれます。
  • Notes機能:メモ的に利用として無題で開いているテキストを、記入したテキストの内容から自動的にタイトルを決定して保存してくれます。

数GBにもなるような大容量のテキストファイルであっても起動して編集することが可能です。

有料のテキストエディタですが、30日間の試用期間後も課金なしでも機能が制限されたフリーモードで利用することができます。

また、BBEditの前身となる「TextWrangler」は無料となっています。

9. LiquidLogic

テキストエディター/htmlエディター LiquidLogic リキッドロジック

料金:無料

LiquidLogicはiPadiPhone、およびM1 Macに対応するテキストエディタで、テキストファイル、Webページ、ソースコードの編集に適しています。このアプリはファイラーやFTP機能を搭載しており、クラウドやサーバー上のファイルを直接編集できます。

さらに、専用ブラウザでのWebプレビュー、SSHターミナル機能、Gitバージョン管理など、開発者やプロのエディタに求められる本格的な機能を備えています。ChatGPT機能も新たに追加され、テキスト編集の効率をさらに高めます

10. Vim

welcome home : vim online

料金:無料

Vimは高度なテキストエディタで、効率的なテキスト編集を実現するための多くの機能を提供します。

キーボードのみでの操作を中心とした設計思想により、マウス操作を最小限に抑えることで作業の速度を大幅に向上させることができます。

Vimは拡張性が非常に高く、多数のプラグインによって機能を追加することが可能です。プログラミング、マークアップ言語の編集、文書作成など、幅広い用途に対応しています。

Vimの学習曲線は比較的急ですが、一度習得すれば、他のテキストエディタでは得られない高い生産性を実感することができます。

11. Emacs

GNU Emacs - GNU Project

料金:無料

Emacsは、テキスト編集のみならず、メールの読み書き、ウェブサーフィン、カレンダー管理など、様々な機能を統合した拡張可能なテキストエディタ兼環境です。

高度にカスタマイズ可能であり、エディタ自体をプログラミングすることで、ユーザーのニーズに合わせた作業環境を構築することが可能です。ElispEmacs Lisp)という独自のスクリプト言語を使用して、ほぼ無限に拡張することができます。

Emacsの学習曲線は急ですが、その強力なカスタマイズ性と拡張性は、プログラマテクニカルライターにとって非常に価値のあるツールとなっています。

既に開発停止・中止となったテキストエディタ

Atom

料金:無料

特徴とオススメポイント: GitHubによって開発された無料のオープンソーステキストエディタで、"21世紀のテキストエディタ"を目指していました。

カスタマイズ性が非常に高く、HTML、CSSJavaScriptなどのウェブ開発に強いサポートを提供します。パッケージマネージャーを内蔵しており、機能拡張が容易で、コミュニティによる多数のプラグインが利用可能です。直感的なユーザーインターフェイスと、シームレスなGitHub統合が特徴で、コラボレーションプロジェクトに最適でした。

現在は開発終了となっています。

12. Brackets

Brackets - Web デザインを認識する最新のオープンソースコードエディター

料金:無料

特徴とオススメポイント: Adobe Systemsによって開発された、オープンソースで無料のテキストエディタです。特にウェブデザインとフロントエンド開発に焦点を当てており、リアルタイムでのプレビュー機能が強力な特徴でした。

この機能により、コードを編集しながら直接ブラウザでの変更を確認でき、効率的なウェブ開発を実現します。また、CSS関連のコードをHTMLから直接抽出するユニークな機能や、多数の拡張機能をサポートしており、デザインとコーディングのギャップを縮めます。軽量で使いやすく、ウェブデザイナーやフロントエンドデベロッパーに特におすすめのエディタです。

ただし残念ながら2021年にサポート終了となっています。