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Homebrewによるパッケージ管理方法

Homebrewは、MacOS(およびLinuxにも対応)向けのパッケージ管理システムで、バージョン管理システムのGitとプログラミング言語Rubyで構成されたパッケージ管理システムとなっています。

このシステムを使用することで、ソフトウェアのインストール、アップデート、管理がコマンドラインから簡単に行えます。Homebrewは、開発者やエンドユーザーにとって非常に便利なツールで、多くのオープンソースソフトウェアがHomebrewを通じて簡単にインストールすることができます。

Homebrewの主な特徴

  1. 簡単なインストール: 一般ユーザーの権限でbrew install コマンド一つで、多種多様なソフトウェアをインストールできます。
  2. 自動依存関係管理: インストールするソフトウェアの依存関係を自動で管理し、必要なライブラリも同時にインストールします。
  3. アップデートとクリーンアップ: brew update でインストール済みソフトウェアを簡単にアップデートでき、brew cleanup で不要なファイルを削除でき、簡単に管理することができます。
  4. 広範なソフトウェアカタログ: Homebrewには、多くのフォーミュラ(インストールレシピ)が含まれており、さまざまなソフトウェアをインストールできます。
  5. ユーザーによる拡張可能性: 独自のフォーミュラを作成し、公式リポジトリにコントリビュートすることが可能です。

Macのパッケージ管理システムにはMacPortsFinkなどもありますが、Homebrewは人気があり多くのユーザーが利用しています。

Homebrewのインストール方法

1.Homebrewの公式サイトにアクセスします。

macOS(またはLinux)用パッケージマネージャー — Homebrew

2.サイトのトップページにインストールのためのターミナルに打ち込むコードがあるのでこれをコピーして、ターミナルで実行するだけでインストールすることができます。

Homebrewの基本的な使い方

ソフトウェアのインストール

brew install <package-name>

ソフトウェアのアンインストール

brew uninstall <package-name>

ソフトウェアのアップデート

brew upgrade

インストール済みソフトウェアのリスト表示

brew list