人工知能を研究する非営利団体OpenAIが公開した新たな言語モデル「ChatGPT」の登録方法・使い方や危険性、料金について解説します。
「ChatGPT」とは?
非営利団体OpenAIが開発した言語モデルではユーザーがチャットのように質問などを入れて送ると、それを解析して返事をしてくれます。
日本語にも対応しており、かなり流暢な日本語で返事をし、プログラムのコードなども作り出したりするので国内外問わず注目を集めています。
ChatGPTで試しに聞いてみたら以下の返答が返ってきました。
ChatGPTは、GPT-3を用いた対話型の自然言語生成モデルです。GPT-3(Generative Pretrained Transformer 3)とは、大規模なトレーニングデータを用いて学習させた自然言語生成モデルです。ChatGPTは、入力された文章を理解し、自然な対話を再生することができます。
「ChatGPT」の登録方法
「ChatGPT」を使うにはOpenAIのアカウントを作成する必要があるので解説します。
1.まず「ChatGPT」のサイトにアクセスします。

2.ログインを求められるので、OpenAIのアカウントをまだ持っていない場合は「Sign up」を選択。
既に持っている方は「Log in」からログインしてください。

「Sign up」を選択すると以下の画面が出るので「Create an OpenAI account」を選択します。

3.アカウント登録画面が表示されます。
メールアドレスか、Googleアカウント、マイクロソフトアカウントのいずれかで登録ができます。
今回はメールアドレスの登録で進めます。
メールアドレスを入れたら「Continue」ボタンを押します。

4.パスワード登録画面が出るので、パスワードを8文字以上で入力をし、「Continue」ボタンを押します。

5.登録したメールアドレスに以下の認証用のメールが届くので「Verify email address」ボタンをクリックします。

6.名前の登録画面が出るので入力して「Continue」ボタンを押します。

7.電話番号の入力画面になるので電話番号を入力して「Send code」ボタンを押します。

8.SMSメッセージが届くので、記載の6桁の数字を入れて認証します。

9.OpenAIの主な利用目的が聞かれるので、選択してください。
個人的な利用なら「I’m exploring personal use」でいいと思います。

10.OpenAIの管理画面が表示されたら完了です。

「ChatGPT」の利用・導入方法
OpenAIのアカウントを登録したら「ChatGPT」が利用できるようになるので簡単な利用方法を解説します。
1.「ChatGPT」のサイトにアクセスします。

2.「Log in」ボタンを押して登録したアカウントでログインしてください。

3.ログインすると「ChatGPT」の管理画面が表示されます。

4.下にあるフォームに質問など入力してください。日本語でも利用可能です。

5.入力すると「ChatGPT」が返答をしてくれます。
試しに「富士山」について聞いてみると、高さも合っているし精度の高い返答が返ってきました。

続けて質問などしたい場合は同様に画面下のテキストフォームに入れていけば、チャットのように続けることができます。
ちなみにデータは2021年までの知識となるようで、2022年の最新の内容に関しては回答できないようです。
ChatGPTに登録する際にメールアドレスやGoogleアカウントまたはMicrosoftアカウントだけでなく電話番号も登録する必要があるので、個人情報について心配する方も多いかと思います。
「ChatGPT」の危険性
このサービスを提供しているOpenAIは2015年12月に設立された、AIを研究するアメリカの非営利団体で、TeslaのCEOであるイーロン・マスクなど有力な実業家・投資家が設立したことから身元不明な怪しい企業などではないので、危険性はほとんどないと思います。
ただ、OpenAIがもしハッキングなどをされた場合は他の企業やサービスと同様に個人情報が漏洩してしまうことがあるのでそれはリスクとして認識しておきましょう。
「ChatGPT」の料金
「ChatGPT」の利用料金ですが、現在はテスト期間中のため、無料で利用できますが、今後テスト期間が完了し、正式にリリースされれば、一定の条件までは無料でそれ以上は有料といった料金プランになることが予想されます。