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AppleがAI処理を強化した「M4チップ」を2024年後半からラインナップを順次展開か

BloombergAppleは2024年後半から新しい「Apple Silicon」である「M4」を搭載したMacを展開していく見込みであると報じています。

コードネームは「Donan」「Brava」「Hidra」でAI機能も強化

Appleは現在M4シリーズを開発しており、今回のM4シリーズではトレンドであるAI関連機能の強化にフォーカスしたものになるようです。

コードネームは「Donan」「Brava」「Hidra」で、「Donan」はローエンド向けのもので、エントリーレベルのMacBook ProMacBook Air、ローエンドのMac miniに、「Brava」はミドルエンドでハイエンドのMacBook ProとハイエンドのMac miniに搭載される見込みです。

そして「Hidra」は「Mac Pro」用に設計されていて、これは「ウルトラ」もしくは「エクストリーム」シリーズのものになりそうです。

また、MacデスクトップのM4 バージョンは、現在最大192GBですがさらにこれを超える最大512 GB のユニファイドメモリをサポートするとしています。

M4チップは2024年後半から2025年にかけてMacの全ラインナップに搭載される予定となっており、M3チップをAppleは昨年10月に発表しており、例年通りなら今年も10月にM4チップの発表がされる可能性が高そうです。

今後のCPUは単純な処理能力だけでなくAI処理を重要視する流れに

インテルもCPUとGPUに加え「NPU」を内蔵したプロセッサー「Core Ultra」をリリースしており、今後は単純なCPU性能の向上だけでなく、AI処理の性能がより重視される流れになることでしょう。

AppleもAI分野においては強化する流れとなっており、OS、ソフトとハードに最適したものを提供してくることに期待です。